桑を摘むころ

2019年02月23日

前にも紹介しましたが、私の好きな歌に小畑実が歌った「勘太郎月夜唄」があります。この歌はつい口ずさみたくなるような節回しであり、歌詞の表現力はまさに伊那谷の景色が目の前に浮かんでくるようですね。

この歌詞の3番に”桑を摘む頃 逢おうじゃないか”というフレーズがあります。このころ(幕末)は絹糸を作るため養蚕が盛んになっていました。ところが、桑の葉を摘む時期は年に3~4回もあるそうです。では何時なのかという疑問が湧いてきます。

そこで考えたのがその前に”菊は栄える葵は枯れる”というフレーズです。これは正に鳥羽・伏見の戦い、即ち1868年の1月なんですね。そうすると、最初に桑の葉を刈り取る時期ということになるのではないかと。一般に旧暦の4月から桑の葉摘みが始まるとのことですから、今の5月ごろに逢おうというのが正しいのではないでしょうか。あくまでも推測ですが。

勘太郎月夜唄(伽白孝夫作詞/清水保雄作曲)

1. 2. 省略

3. 菊は栄える 葵は枯れる                                   桑を摘むころ 逢おうじゃないか                            霧に消えゆく 一本刀                                 泣いて見送る 紅つつじ

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