股旅演歌
2019年03月02日
3月の声を聞くといよいよ”春”、木々が芽吹く季節となりました。桜のつぼみも大分膨らんできている感じがします。今年は暖冬傾向で開花も3月20日過ぎとか…
春といえば日差しも徐々に強くなり、どこかへ出かけたい気分になります。そういえば、歌謡曲の中にも侍崩れか、やくざ稼業の股旅ものがありますが、昭和10年前後に作られた曲が多いですね。例えば、東海林太郎の「赤城の子守唄(昭和9年)」、「旅笠道中(昭和10年)」、「名月赤城山(昭和14年)」、上原敏の「流転(昭和12年)」、「妻恋道中(昭和12年)」、「おしどり道中(昭和13年)」など。
この時代は2.26事件など軍部の影響が強くなり庶民の娯楽も少なかったためか、歌も当時の時代を直接描くのではなく、比喩的に時代背景を歌っていたのではないでしょうか?
今聞いても歌詞とともに、曲も良いですね。ただこの頃の歌はモノラルで音質も悪いのが玉に瑕、少し後になりますが美空ひばりや五木ひろしなどは何度聞いても心に響きます。

五木ひろし 「流転」より ミノルフォンレコード