AIで蘇る美空ひばり
2019年09月30日
美空ひばりという偉大な、国民的歌手が亡くなってはや30年になります。今でもその歌唱力の高さは比類なきもので、心地よい歌声は何度聞いても感動を覚えます。
NHKではこの美空ひばりをAIを駆使して、甦えらそうというプロジェクトを昨年発足させました。ひばりの声の要素をAIが学習し、傾向性を掴み、本人の声と区別のつかないまでの音源を作り出すという技術が必要です。この模様が9月29日(日)の番組で紹介されました。
この番組では、音や映像の技術者にスポットを当てて、この大変な作業を1年間で完成させるという物でした。これを遂行するということは、コンピュータの技術がここまで進んだという証ですが、十年前には恐らくここまでできるとは専門家でも考えていなかったのではないでしょうか。
この番組で新曲紹介となった「あれから」という曲は、一般公募の曲に「川の流れのように」の秋山康さんが作詞したもので、正に本人が歌っているような錯覚に陥るほど、完成度の高いものでした。
映像の方はまだ改良の余地があるとは思いますが、こちらもかなり完成度が高く、技術者たちに拍手を送りたい気持ちになりました。
今後は、本人が歌わなくともヴァーチャルの世界で過去の歌手が新曲でレコード大賞をとるなんて言うこともありうると想像させられる番組でした。